グリルやモールのメッキ塗装を長持ちさせるコーティングケア

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メッキ塗装を保護して長持ちさせるコーティングは?

 まず初めに、このタイトルの“メッキ塗装”は皆さんに分かり易いかと思って付けましたが、正確にはメッキ処理と塗装は別物です。ということで本題に。

メッキ塗装を保護して長持ちさせるコーティングは?

 自動車のパーツ部品にはメッキ処理されたものがたくさんあります。グリルやサイドモール、ナンバープレート周り、ドアノブなどいろんな場所に使われています。
 やはり鏡のように輝くメッキは車の高級感を高める大きなポイントになっています。

 そして、このメッキが剥げると車の見た目が急にボロく感じる事も、皆さんよく理解できるんじゃないでしょうか。

 と言うのも、メッキ部は塗料とは違い金属の被膜なので、塗装面に使うコーティング剤では比較的容易に落ちてしまい、どうしても保護しきれないからです。
 表面は金属だけどメッキは結局、被膜ですから、劣化すれば下地から剥がれてしまいます。

 特に、一番目立つグリル部メッキの剥がれる悩みが多いでしょうけど、昨今の自動車は燃費向上のための軽量化と衝突安全性の向上のため、外装に多くの樹脂が使われており、ボンネットを開けるとすぐ分かりますが、グリルもプラスチック製(ABS樹脂)ですよね。

 樹脂の上にメッキだと、サビは出ないですが剥がれ出したら進行が早いです。

 そこで、メッキ部の扱い方やメッキを保護して長持ちさせる方法などを紹介してみます。

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純正パーツはクロームメッキ

 ちなみにメッキ処理と言ってもかなり多くの種類があり、その施行方法もそれぞれで変わってきます。私も専門家ではないのでメッキの世界の半分も分かりませんが、自動車の外装パーツに使われるメッキは、ほとんどがクロームメッキかスパッタリングメッキです。

 クロームメッキは本格的なメッキ処理ですが、スパッタリングメッキは安価なメッキ処理で表面にクリア塗装を施すのが一般的です。
 両者の質感や輝きは一目瞭然で、クロームメッキの方が断然重厚で深い輝きがあります。

 詳しくは割愛しますが、純正パーツはクロームメッキ、社外品の中にはスパッタリング加工もあると覚えておくと良いです。
 ちなみに、スパッタリングメッキはクリア塗料が掛かってるのでコーティング剤も他の塗装面と同じもので構いません。

 ということで、ここではクロームメッキ処理された純正パーツについて話を続けます。

メッキは磨き過ぎ厳禁!

 グリルやフォグ周り、ナンバープレート周りなどクロームメッキ部は、コンパウンドなど研磨剤で磨き過ぎるとすぐに下地が出てしまうため、研磨剤は厳禁です。最近では研磨剤入りの洗剤も多いですけどメッキ部は避けるのが良いでしょう。

 ちなみに下地と言ってもニッケルメッキ層なので同じメッキに見えますが、ニッケルメッキは変色しやすく輝きにムラが見え始めてしまいます。さらに削ればメッキが薄れて下地の黒色が徐々に見えてきます。

 また表面のクロームメッキの方が硬度や耐摩耗性、耐食性など高いので、出来る限り表面のクロームメッキをきれいに残すのが一番良い訳です。

メッキのケアは早めに始めること

 メッキ部のケアは出来るだけ早めに始めるのが最善です。
 前述のように表層のクロームメッキを残したまま維持したいのもありますが、メッキ表面では目に見えないミクロン単位の極小の穴が幾つも開いていて、そこに湿気やダストが入り込みメッキを浮き上がらせると言われます。

 そこでコーティング剤なのですが、クロムもニッケルも金属ですから、一般的な塗装用コーティング剤では密着度が弱く持ちも悪いです。
 おすすめはメッキ専用コーティング剤「メッキクリスタル」。

 世界19ヶ国800店舗で採用されるコーティング剤だけに、光沢や表面の質感など使ってみると綺麗な状態を維持してくれる感じが良く分かります。

 メッキ(メタル調パーツ)専用の高濃度ガラスコーティング剤でしっかり厚塗りできます。曇りや輝き低下が心配な方にかなりおすすめです。

 もちろん、メッキホイールやモール部のメッキラインなどにも使えます。

メッキパーツのケアまとめ

 グリルなど周りからよく見える場所のメッキパーツは輝きが落ちると車の印象を悪化させます。まして端から剥げたり白く曇ると一気に古くささが加速します。

 常に正しい手入れで最高の状態を維持したいものです。

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