車載用地デジチューナー ブースターアンテナで感度を上げる

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車載用地デジチューナーをブースターで感度アップ?

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 車でテレビを見るには車載用地デジチューナーが必要です。そのため、デジタル放送切り替え前のアナログ対応純正ナビや社外ナビには社外デジタルチューナーを付けている方も多いと思います。
 しかしながら、そのフィルムアンテナ受信感度の悪さや映りが途切れるなどで悩む方も多いです。

車載用地デジチューナーをブースターアンテナで感度アップ

「車が動いていてもテレビ映像が途切れないようにしたい」
「ワンセグだけでなくフルセグ受信を強くしたい」
 そこでブースター付きアンテナに変えれば感度アップできるか相談される事も多いです。

 ですが、結論からいって、チューナーメーカーと別のブースターアンテナに換えるのはあまりおすすめ出来ません。「以前と変わらない」ならまだしも、「さらに映りが悪くなった」というケースも多々あります。

 その理由として、地デジチューナーとセットになっているアンテナ線はそのチューナーに最適化されたものであること、またブースターの仕様がチューナーとマッチしない場合などが挙げられます。

 そこでまず、現在使っているチューナーの受信感度が他の要因で低下していないか疑ってみましょう。

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車載チューナーの受信感度を妨害するもの

 車の中には、妨害電波(ノイズ、電波雑音、EMI)を発するものが多くあります。その要因をひとつずつ見ていきましょう。

1、電源配線
 後付けなどで装着した機器、例えばETC車載器やレーダー探知機(カーロケ)、ドライブレコーダーなどの電源配線と束ねたり平行配線でデジタルアンテナ線を配置していませんか?電源配線が干渉して思わぬところで感度が落ちる場合があります。

 確認方法として、ETCやレーダー探知機の電源をオン・オフしてモニターの映りをくらべてみましょう。もし受信感度が上がる場合は配線を出来るだけ離して設置します。そしてアンテナ線は基本的に、クリップ等を使い単独で固定するようにしましょう。

2、GPS配線
 ETC車載器やレーダー探知機、ナビ等のGPS線なども相互干渉の原因となります。そのため、平行配線や一緒に束ねるなどは出来る限り避けましょう。
 中でもETC車載器が電波干渉の不具合を受けると、高速ゲートのバーに突っ込むなど大変危険です。配線ルートを変えたり、GPS受信部から最低でも20センチほど離すなどの対策が必要です。

3、車の構造
 車載デジタルアンテナは、電波塔から発せられた電波を直接受信するだけでなく、ボディや車内で反射・屈折したデジタル放送電波をも捉えています。そのため、車の形状によってフロントガラスのどの位置が最適かも変わってきます。

 最善の方法として、メーカー説明書の装着例などを参考にテープなどで仮止めしてアンテナ位置を定めるのがおすすめです。フロントガラスに電熱線がある場合は、熱線にクロスしたり重ねないように注意しましょう。

4、アナログアンテナ
 古い純正ナビ装着車には、純正のアナログアンテナ配線が残っています。これが電波感度の邪魔をする事も多々あります。デジタルでもアナログでも受信用アンテナ線は受信しながら微弱に電波を放出してしまいます。
 可能であればアナログ配線を撤去し、デジタル配線を純正ナビから離して設置するのがおすすめです。

チューナーアンテナ設置の際に注意する事

 デジタルチューナーのアンテナ線を張り巡らす際に、大抵の場合、フロントガラス両側にあるピラーのカバー内部を通す事になると思います。そこで注意したいのはサイドエアバッグ(カーテンエアバッグ)展開時の邪魔にならないこと。いざという時に安全装置が働かないなんて事になりかねません。
 また、運転席足下上部に配線する場合など、ペダル操作の邪魔にならないようしっかりと固定しましょう。

4×4デジタルチューナーが最強

 これまでテレビ画像の改善方法について書いてきましたが、移動中や建物に囲まれた時の映りの悪さを良くしようと読まれている大半の方が1×1か2×2チューナーではないかと思います。
 ですが、こう言ってしまうと元も子もありませんが、結局のところ、最強なのはやはり4×4チューナーです。

 アンテナ数とチューナー数が増える事で、移動中でもその都度、一番受信感度の良いアンテナから順番に整合して安定した画像を映し出す事ができます。そのため、2×2ならまだしも1つしかアンテナが無いと途切れる事は多くなってしまいます。

 もちろん、運転中に見るのは危険ですから「停車時にどこでも鮮明にキレイな画像でテレビを見たい」という場合であれば、方法を実践してみるのも一つの手ですが、それ以上の効果を期待するのであれば、4×4チューナーに変える方が手っ取り早く簡単です。

 チューナー性能やフルセグ・ワンセグ切り替えのスムーズさでおすすめメーカーはカロッツェリア(パイオニア)がダントツです。
 国産だけにチューナー品質は圧倒的で「途切れる地域なんてあるの?」ってくらい電波を受信し続けます。

 当然4×4であっても、上記内容に注意しながら設置する事で地デジチューナーの性能を最大限に発揮させる事ができますから、参考になれば幸いです。

 

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