車のエンジン暖気運転

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車のエンジンを暖める暖気は必要?

 冬の時期には特に、朝乗る前に暖気運転するのが良いと言われます。
何故、エンジンを暖気をするのでしょうか。

 車は定期的にエンジンオイルを交換します。
エンジンオイルはエンジン内の汚れを吸収し、さらに精巧なエンジン内部の可動部がスムーズに動き且つ傷つかないための潤滑油としてあります。

 暖気とは・・

  • エンジン下部のオイルパンに溜まった冷えたオイルをエンジン全体に万遍なく行き渡らせながら暖めて、オイルの性能を発揮できるようにすること
  • エンジンの各金属パーツが熱膨張により最適な状態になるように暖めること

 それでは、どれだけの時間、暖気運転すればよいのか。

 目安としては、水温計が動き始める程度が最適とされています。エンジンが冷えてる状態では、早く温度を上昇するために自動でアイドリングが高くなります。そのアイドリングが少し下がって来たら温度が上がって来たのが分かります。
 と言っても冬期間は思ったより時間が掛かるのでそこまで待てなくても、最低限エンジン内全体にオイルが行き渡る15〜30秒は必要ではないでしょうか。

 また、水温計が動き始めてもすぐに吹かしたりするのは、エンジンに負担を掛けてしまうので良くありません。
またエンジンだけでなく、ギアボックスやドライブシャフトなどトランスミッションの駆動部も冷えたままなので、徐々に慣らして適温までは吹かさないようにするのがベストです。

 ここで余談ですが、現在の車は暖気は必要ないと良く言われます。ディーラーに聞いても暖気は必要ありませんと言われることも多いです。

 これは、現行車の技術が格段に向上して暖気をしなくても不具合が出にくくなっていること、環境への配慮、限りある資源の節約などから、暖気は必要ないという方向に向かっています。

 ただ正確には、エンジン内部パーツの摩耗、エンジンオイルの循環等、物理的に考えれば、不要という訳にはいきません。どんな車にも多少の暖気運転は必要なものと言えます。
あとは、各自の判断となりますね。

 

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