- HOME > 人気輸入タイヤの評価 > ナンカンタイヤの評判と実際の性能具合はどう?
ナンカンタイヤの具合はどうなの?
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輸入アジアンタイヤで人気の高いNANKANGナンカンタイヤは世界的にも広く認知される台湾メーカーです。
ナンカンタイヤが日本で流通し始めた頃は、激安輸入タイヤといえば、韓国製メーカーのハンコックタイヤやクムホといったアジアンタイヤが多く流通していました。
正直なところ日本に登場した当時のナンカンタイヤは、これら韓国タイヤに比べてもゴム質の悪さや運動性能の低さが感じられる輸入タイヤで、価格に関して圧倒的な安さはありましたが、まさに「安かろう悪かろう」なメーカーとして、おすすめできるものではありませんでした。
しかしながら、あれから十数年の時を経て、急速な技術向上とグローバル化を成して現在では全世界5大陸すべての170カ国以上に出荷され、高い評価を受けています。
ISO-9001認証取得を始めとして、ISO/TS16949、欧州基準のパターンノイズ試験成績書第1号、SNI認証、IN認証、欧州"E"MARK認証などなど、世界で通用する高品質タイヤを展開しています。
現在日本に流通するNANKANGで人気ブランドは、プレミアムタイヤ「NS-20」「NS-25」、静粛性を高めたプレミアムコンフォート「NEV-1」、サーキット走行本格スポーツタイヤ「CR-S」「NS-2R」「AR-1」、公道スポーツタイヤ「AS-2+」「NS-2」、エコタイヤの「NA-1」「ECO-2+」、コンフォート系スタンダードタイヤ「AS-1」「RX615」「XR611」、ミニバン・SUV向け「FT-7」「FT-4」のFTシリーズや「SP-7」「SP-9」のSPシリーズ、ホワイトレター仕様のN-729、そしてスタッドレスタイヤ「ESSN-1」「AW-1」などが購入者評価も高く、愛用されています。
ナンカンタイヤは日本と無縁ではない
台湾メーカーであるナンカンタイヤは、台北の南港に1959年からある老舗ブランドであり、また日本の横浜ゴム株式会社と長い間、技術提携してきました。
つまり世界的に信頼度の高い日本タイヤの流れを受けながら躍進してきました。
さらに2000年頃から世界に目を向けグローバル化を進めた結果、世界に通用する高い技術力と販売網を獲得しています。
素直な感想として、今のナンカンタイヤ全般の乗り心地は、どちらかと言えばゴム質が硬めで、耐摩耗性が高い印象です。
これも、日本のようなストップ&ゴーの多い使用環境ではなく、長い距離を延々と走る超ロングドライブ性能を重視したアメリカやヨーロッパ寄りの仕様となっています。
とはいえタイヤの持つクッション性および乗り心地は充分コンフォートで、日本メーカーのエコタイヤクラスと比べても遜色の無い使用感があり、さらに圧倒的な価格の安さは、“安くて良いタイヤ”として高く評価できます。
ナンカンタイヤの実際の評判と使用感
ブリヂストンやヨコハマ、ダンロップといった日本メーカーのエコタイヤ・スタンダードタイヤクラスと比べても、ナンカンタイヤの乗り心地や走行性能に違和感や遜色は全くありません。
私もこれまで数多く試乗経験してますが、クリップ力やコーナーリング、高速道路でのロードノイズも国産エコタイヤクラスの使用感と同等のフィーリングか、それ以上です。
ちなみに一般ユーザーが忘れがちなのは、どのタイヤメーカーでもハイエンドモデルからスタンダードまで、ゴム質やトレッドパターン形状、内部構造を変えながら複数のグレード(ブランド)を持たせていますから、一概にメーカーごと比較する事は出来ません。
現在のNANKANG上級プレミアムモデルNS-20やハイグレードスポーツタイヤNS-2ともなれば、日本メーカーのスタンダードモデルを凌ぐ高性能です。
それでいて、価格で見ればナンカンの方が安いんです。
ナンカンタイヤおすすめブランド
ナンカンタイヤで特におすすめのブランドをピックアップ!
ブランドそれぞれの選ぶポイントをご紹介します。
AS-1
AS-1は、日本でナンカンタイヤを有名にしたブランドと言っても良いくらい、人気のロングセラーです。
タイヤトレッド面中央を走るセンターリブが、排水性を高めウェット路面性能と直進安定性を向上。コンフォートタイヤながらショルダー剛性を高めて、コーナリング時のハンドリング性能も高めています。
トレッドパターンに「2in1」マルチピッチデザインを採用して静粛性も改善しています。
AS-2+(プラス)
スポーツタイヤ前モデルAS-2のコンパウンドを改良して、静粛性と快適性をさらに向上。
ハンドリング性能や直進安定性といった走る楽しみと、心地良い乗り心地を両立しています。
コンフォートなAS-1に剛性とグリップ性能を向上させた、プレミアムスポーツタイヤといった存在です。
ナンカンタイヤの中でも人気急上昇中ブランド。
NS-2
NS-2は、街乗り上質スポーツタイヤという印象。
ドライ性能が高く剛性も充分ですが、コンパウンドは上品でソフト傾向。
街乗りや高速道路では至ってキビキビとしたドライビングが楽しめますが、激しいスポーツ走行には向きません。
V字パターンがカッコ良く、見せるスポーツタイヤとしておすすめ。
NS-20
ナンカンタイヤのニューフラッグシップモデルがNS-20。
乗り心地、静粛性、グリップ力、ウェット性能とトータルバランスが高く、プレミアムタイヤとして国産スタンダードモデルやエコタイヤクラスより格上のおすすめタイヤです。
ナンカンタイヤで迷ったらNS-20を買っておけば後悔しないブランドという感じ。
RX615・XR611
アジアンタイヤの中では価格が高騰気味のナンカンタイヤですが、その中でもお得感があるコンフォートタイヤがRX615とXR611です。
「定評あるナンカンタイヤにしたいけど、値段も抑えたい」という方におすすめ。
同じコンフォート系でもRX615は静粛性と快適性重視、XR611は耐摩耗性重視の経済的なモデルといった印象です。
NANKANG夏用タイヤ通販相場
⇒ナンカンノーマルタイヤ通販価格こちら
【ナンカンタイヤで人気の「AS-1」実際のインプレッション記事!】
⇒「ナンカンAS-1の使用感をレビュー!」記事こちら
NANKANGスタッドレスも高評価
ナンカンタイヤスタッドレス「ICE ACTIVA(アイスアクティバ)」シリーズでは、雪国など雪上氷上での高い制動性があるESSN-1や最新AW-1、「WINTER ACTIVA(ウィンターアクティバ)」シリーズの乾燥路面での安定した高速走行を維持しながら急な積雪でも安心なSV-3やSV-2等あります。
高性能で格安ながら住んでいる気候環境に合わせて選ぶ事ができ、「国産と比べても印象が変わらない」と言われるほど高い人気があります。
NANKANGスタッドレスタイヤは輸入アジアンタイヤの中でもトップクラスの性能だと感じています。
中でも特にESSN-1および新型AW-1は、実際に日本での走行テストも行なっており、日本の気候と雪質に合わせたゴム質とトレッドパターン(溝模様)が、雪上だけでなく氷上での操作性も高めています。
そして感動するのは、欧州や北米など長距離と高速走行の使用環境で培った技術も存分に反映されており、低温環境でも柔軟で弾性のあるスタッドレスながら高速安定性がとても高いです。
国産含め一般的なスタッドレスタイヤに有りがちなフラツキや柔らかい過ぎる乗り心地がありません。
それでいて国産タイヤに比べて価格も圧倒的に安く経済的なだけに、日に日に評判が高くなるのも頷けます。
冬用タイヤ通販相場
⇒NANKANGスタッドレス通販価格こちら
ナンカンタイヤスタッドレスの実際の乗り心地や性能を体験していますので、よろしければご覧ください。
⇒「最新ナンカンスタッドレスAW-1の効き目性能をインプレ!」記事こちら
オートウェイの売れ筋ナンカンタイヤ事情
ナンカンタイヤ通販と言えば「オートウェイ」が有名ですが、ナンカンタイヤについてのオートウェイ公式YouTube動画がアップされていたのでご紹介します。
大人気アジアンタイヤメーカーNANKANGはどんな会社?
動画の内容はこちら
オートウェイで取り扱っているタイヤメーカーの中でも特に人気が高いナンカンタイヤ。
ナンカンタイヤは台湾で長い歴史を誇るタイヤメーカーです。
現在、台湾の新豊と中国の張家港に工場があり、日々品質の向上に向けた研究が行われています。それでは、ナンカンタイヤで製造されている製品を見ていきましょう。
高性能タイヤNS-20は二層トレッド構造を採用し、操縦性、快適性、静音性を高次元で実現したモデルです。セダンを初めとした幅広い車種に適合するサイズ展開も魅力です。
AS-1はナンカン製品で初めて左右非対称パターンを採用した商品です。高性能タイヤに採用される事の多い左右非対称パターンを採用し、高レベルの旋回性能と乗り心地の良さを実現しています。
セダン用タイヤ快適シリーズECO-1は特殊シリコンを配合し、燃費の良さと操縦性を追求したモデルです。転がり抵抗を抑えると共に、エコタイヤで不足しがちなグリップ性能も強化されており、安全性とエコ性能を両立したモデルと言えます。
N-990はRV車専用に開発されたモデルです。深めの溝とサイドウォールの剛性により、高い安定性と配水性能を獲得しています。また、耐摩耗性能も高レベルなものとなっており長寿命が期待できる事も嬉しいポイントです。
CW-20は商業車などのバン用に設計されたモデルです。ショルダー部の剛性を高めるなど、耐荷重性、静音性に優れ車重の大きな車種や積載量の大きな車にピッタリのタイヤです。
SN-1は日本の雪道を意識して設計されたタイヤです。より柔らかな特殊コンパウンドを採用し、雪道でのトラクション性能や制動性能を高めています。
ナンカンタイヤのすべての商品は市販化される前に徹底した実証試験を受けています。(「操作の安定性テスト」「劣悪な路面状況でのテスト」「転がり抵抗テスト」「騒音テスト」「コーナリングテスト」「ブレーキテスト」などなど)
実際の走行を意識したテストを受け市販化されている事からもナンカンタイヤの性能の高さが伺えます。
日本を始め、各国で高い評価を受けている事も納得です。
ナンカンタイヤの製造ラインはISO9001やISO14001認証など、数々の国際的な認証を取得しており、その品質は世界的に認められています。
安心の品質で、お客様のカーライフをより充実したものにする、この目標のためにナンカンタイヤとオートウェイは努力を続けて参ります。
最近では、NS-20の上位フラグシップモデルにNS-2Rが、スポーツ走行と上質なコンフォートを両立したNS-25、AS-1の上位プレミアムとしてAS-2+も登場しています。
現在、日本でのナンカン流通のメインは、プレミアムタイヤのNS-20やNS-25、AS-2+など売れ筋型式の他、高グリップ系スポーツタイヤのNS-2、スポーツスタンダードのXR-611、ハンドリング性能重視コンフォートタイヤのAS-1、エコタイヤのECO-2+、価格と静粛性が評判のベーシックコンフォートRX-615、N-605、スタンダードタイヤのN-729、SUV向けFTシリーズ、スタッドレスタイヤのSV-2、SN-1、ESSN-1などがあります。
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