ナンカンタイヤスタッドレスESSN-1の効き目性能を実際にインプレ！

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ナンカンタイヤスタッドレスESSN-1の性能は？

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　輸入タイヤスタッドレスの中でもトップクラスの人気と安さがある「NANKANGナンカンタイヤ」！そのグリップ力・制動力を実際に使用してみたインプレを口コミしています。

　商品は今年２０１５年製NANKANGスタッドレスESSN-1（CORSAFA）。タイヤサイズは215/60R16 95Qです。

　使用車種は、FF（前輪駆動2WD）のウィンダムMCV-30。

　まず乾燥ドライ路面での乗り心地から感動します。
　スタッドレスタイヤに有りがちなフワフワ感（ふらつき）が少なく、カーブや高速走行も非常に安定しており、ノーマルタイヤから履き替えてもそれほど違和感無く運転できます。グニャグニャしない。
　そして驚く事に静粛性もよく、格段に進化していますね。この辺りは国産スタッドレスタイヤよりも格上の好印象を受けます。

　というのも、国産スタッドレスタイヤはすべてが速度記号Ｑの柔らかいゴム質ばかりですが、ナンカンタイヤの場合、SV-1やSV-2のような速度記号ＴやＨといった高速走行に対応したスタッドレスも世界的に販売しているため、冬タイヤの高速安定性や静粛性の技術面で長けてるところもあるのかもしれません。

　もちろん日本の雪質に合わせたESSN-1は日本製スタッドレスと同じＱ指定ですが、そういったエッセンス（技術）がゴム質やブロックパターンに生きています。

　そして氷雪性能に特化したESSN-1は、みぞれ雪やふかふかした新雪はもちろん圧雪やアイスバーンでもかなり高性能でした。

（アイスバーン、ブラックバーンとも呼ばれる）

（新雪のふかふか雪パウダースノー）

（濡れたウェット路面）

（シャーベットのベチャ雪）

（圧雪）

　正直なところ、重たい雪など雪自体がグリップしてくれる路面環境なら、タイヤの溝模様（パターン目）がそれなりに良ければ、どんなにゴム質（硬さや弾性）が悪くても十分なトランクション（駆動力を路面に伝える能力）を発揮してくれます。
　ですが圧雪やアイスバーンなどのツルツルとした路面では、低温化でも柔軟性と弾性（戻り形状）のある高品質のゴム質やサイプ形状（水を吸う刻み模様）の善し悪しで、氷を噛む（グリップ性能）・止まる（制動性能）も大きく変わります。

　そういった意味でナンカンESSN-1はどんな使用環境でも驚くほど安心感があります。

　日本製スタッドレスに比べて３分の２から半額ほどと圧倒的に安いナンカンスタッドレスですが、国産と比べても遜色ないかそれ以上の品質を持つのですから、人気が高く非常に売れているのも納得です。

　NANKANGスタッドレス「ICE ACTIVA（アイスアクティバ）」シリーズには、雪国など雪上氷上での高い制動性があるESSN-1の他にSN-1（速度記号Ｑ）、「WINTER ACTIVA（ウィンターアクティバ）」シリーズには乾燥路面での安定した高速走行を維持しながら急な積雪でも安心なSV-3やSV-2など（速度記号Ｔ、Ｈ）があり、高性能で格安ながら住んでいる気候環境に合わせて選ぶ事ができます。

　ちなみにESSN-1もSN-1も降雪量の多い雪国仕様としておすすめですが、「高速走行は後回しで良いから、冬タイヤとして雪やアイスバーンに強い性能は？」と聞かれれば、若干SN-1という感じ。
　ただSN-1は、耐摩耗性や高速走行においてESSN-1に劣る印象です。
（※SN-1は流通終了）

　ESSN-1が特質すべき点は、氷雪路での充分な高性能にプラスして、国産含めスタッドレスタイヤの中でも乾燥路での安定したハンドリングがある、使える冬タイヤとして満足できるバランスの良さでしょう。

輸入タイヤ通販相場
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ESSN-1使用２年目の持ちと性能を追記

　ESSN-1の使用２年目の持ちや性能低下の具合などを追記、報告。（2017年）

　去年のスタッドレスタイヤ装着期間は４ヶ月程度、走行距離約３０００キロ、前輪タイヤと後輪タイヤをローテーションしています。

　率直な印象は、全然使えます。

　もちろん前年に比べて性能の衰えは若干感じますが、「ちょっと低下したのかな」という程度。登り道の食い付き具合や下り坂の制動力も手応えがあり、不安を感じません。

　使用車が多少重量のある３リッターFFなので、四駆やFRに比べて後タイヤより前タイヤの消耗は激しいですが、前後ローテーションして走行しても尻滑り（後ろが流れる）感覚はありません。

　前年冬期の走行距離は少し多かったのでどうかと思ったのですが、２年目でもしっかり使えています。

さらに３年目も

　ESSN-1の使用期間さらに３年目突入の追記。（2018年）

　昨年の冬期走行距離は約２４００キロほどで再度、前後ローテーションして装着しました。

　安価なアジアンタイヤだけに今年はもう劣化が顕著になるかと思いきや、２年目とさほど使用感は変わりませんね。

　どこまで経済的なんだという感じ。

　ゴム質が硬化することもなく、手で触っても柔らかく柔軟です。それでいて乾燥路面での高速走行は安定感抜群なんです、これが。

　一般的に国産スタッドレスでさえ３〜４年で履き替え時期ですし、“これだけ使えれば御の字”どころじゃありません。

　でもこの感じだと再来年も充分に使えちゃいそうな予感がします。ESSN-1は耐久性も抜群でした。

　ちなみにこのホイール（DCENTI STW10）もナンカンタイヤとセットで購入した激安アルミですが、毎年脱いで仕舞う際にちゃんと水で擦り洗いしておけば、塩カルの錆もなくかなりピカピカ。これはクリア塗装の質が良い証拠でしょう。

さらに４年目の追記！

　実は結局４年目も履いてみてます。。（2019年）

　昨年のスタッドレス走行距離は約１８００キロでした。

　さすがに４年目ともなると、少しゴム質の硬さが感じられますね。まあ、どんなメーカーでも４年目は劣化が感じられて当然な使用期間ですけれども。

　ちなみにESSN-1の４年目、タイヤ接地面の状況がこちら。

　これだけ使用すれば、やはり各ブロックごとの角は丸く削られてますね。

　高速道路もかなり走行してますが、それでもまだ全体的なパターン目形状はしっかりしてるかなという感じ。

　現状（４年目）での正直な評価として、積雪路やさらっとした圧雪路面でのグリップ力・ブレーキ性能は、これまでと大差ない印象ですが、凍ったアイスバーン路面の制動性能は低下が感じられます。

　走行距離や使用環境でも変わってきますが、雪道に自信のない方は３年使用が目安かなと思います。

　で私はというと、このくらいなら４年目も大丈夫。

　来年は買い替えようかなという感想です。

　様々なメーカースタッドレスを使ってきた経験の中でも、ESSN-1は充分以上に持ちが良いブランドだと思います。

ナンカンスタッドレスESSN-1通販はホイールセットがおすすめ

　これほどおすすめできるナンカンスタッドレスESSN-1ですが、まだまだ実店舗での取り扱いは少なく、大抵の場合は通販で買う事になります。
　もちろん、人件費や維持管理費がカットできる通販の方が、実店舗より断然安いので間違いありませんが。

　ただ、タイヤのみ注文の通販だと、ホイール組み替え作業のために近所のタイヤ屋さんやガソリンスタンドに持ち込む必要があります。

　そこでその手間を省いたスタッドレスホイールセットがおすすめ。アルミホイールにタイヤが組み込まれた状態（ホイールバランス済み）で送られてくるので、後はそのまま自分で履き替えるだけです。

　ちなみにこちらはNANKANGスタッドレスESSN-1（CORSAFA）「215/60R16」と新品アルミホイール４本、組み込み工賃（ホイールバランス込み）で税込送料無料６万円ほどです。
　正直、このサイズの国産スタッドレスタイヤであれば、タイヤのみの値段でもこれより高くなると思います。（組み替え料を考えればさらに）
（※ESSN-1は「CORSAFA」と刻印されています）

　爆安なのは当然アルミホイールも１本６５００円と激安だから。しかもこれだけオシャレでかっこいいブランドがです。
　こういったイケテル格安アルミが揃っている通販店なら、自分のクルマに合った好みのデザインも必ず見つかります。

　１３インチ、１４インチであればタイヤ付アルミホイール４本セットで３万円前後から有り、今まで近所のクルマ用品店でタイヤのみ購入したくらいの金額で、新品タイヤと新品アルミホイールが買えてしまいます。

　ちなみにこのナンカンスタッドレスホイールセットを取り寄せたショップは、私たち業者御用達の日本最大級タイヤ通販サイト「AUTOWAYオートウェイ」です。
オートウェイ公式⇒ナンカンスタッドレス
（タイヤサイズの指定検索ができます）