ホイールナット 種類と選び方

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ホイールナット(ロックナット)の種類は?

ホイールナットの種類と選び方

 通販でアルミホイールを購入する際に注意したいのが、ホイールを車体に留めるホイールナット(ロックナット)です。
 「みんな一緒じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、このホイールナットは、車メーカーによってボルト(受け側)のピッチ(ねじ山の間隔)に違いがあったり、ホイールによってもサイズや形状が異なってきます。

 そこで一般的に多く使われるナットについて、ご紹介していきます。

輸入外車用ホイールボルト

 ちなみにベンツやBMWその他の外車は、国産車のようなナットと逆に球面ボルトや60°テーバー状ボルトを差し込んで締めるなど特殊になりますので、注意しましょう。
 こちらでは主に国産車にアルミホイールを付ける想定で説明していきます。

ハブボルトの太さとピッチ

ハブボルトとホイールナットの関係

 タイヤを車に付ける時、車体側から飛び出しているボルトをハブボルトと言います。
 国産車の場合、ハブボルトの太さは普通車がM12(12mm)、軽自動車はM10(10mm)もしくはM12になっています。ごく稀にランクル100系/200系やレクサスLSなど大型車でM14(14mm)のボルトがあります。

 ここで注意しなければならなのがボルト径(太さ)だけでなく、刻みのピッチ(ネジ山の間隔)です。国産車ではボルトの太さが同じであってもピッチが2種類あり、1、5(mm)1、25(mm)があります。
 刻みの巻き数が違うと、見た目が同じボルトでもナットがハマらないという事が起こります。

 ピッチが違うナットを無理矢理レンチで締めるとハブボルトのネジ山が駄目になってしまいますから、一番初めに手でナットを回してみてピッチが合っているか確かめましょう。

適合メーカー

サイズ表記 ピッチ メーカー
M12 × P1,5 1,5mm トヨタ、ホンダ、マツダ、三菱、ダイハツ
M12 × P1,25 1,25mm 日産、スバル、スズキ
M10 × P1,5 1,5mm ホンダ、三菱、(主に軽)
M10 × P1,25 1,25mm スバル、マツダ、ダイハツ、スズキ、(主に軽)
M14 × P1,5 1,5mm ランクル、レクサスLS、ホンダレジェンド等

※メーカー間のOEM車(メーカーが違うけどデザインが同じ車種)や旧車では、上記とは異なる場合があります。ご注意ください。また、輸入車は多種多様にあるため、ディーラー等へご確認ください。

ホイールナットの座面形状

ホイールナットの座面形状

 ホイールナットには座面形状(アルミホイールと接する部分)が3種類あります。

ホンダ純正ホイールの座面形状 球面座

 一般的な「60°テーバー座」(上画像左)、純正ホイール用に多い「平面座」(上画像右)、ホンダ車純正ホイール特有の「球面座」(右画像)があり、アルミホイールとナットの座面形状を合わせないと、走行中にホイールがガタ付いたりナットが緩んだりしてとても危険です。

 通常、通販でホイールを選ぶ際は適合する座面形状も明記されていますから、そのホイールに合わせる必要があります。

純正ホイールの座面形状 平面座

 国産車では主に純正アルミホイールから社外アルミに変える時に座面形状が変わります。

 テーバー座と平面座は明らかに違いますから間違いは少ないのですが、ホンダ車に多い球面座はテーバー座と混同してしまう間違いが多いので、慎重に確認しましょう。

ナットのレンチサイズ

 次に、ナット側のレンチサイズです。一般的なホイールナットは六角形の形状をしていますが、締めるレンチサイズが通常21HEX(21mm)19HEX(19mm)の2種類があります。
アルミホイールによってナット部の穴の広さが変わるので、ボルト径とピッチ、座面形状が合っていても、レンチサイズが違うと「ナットが大きくて(小さくて)締められない」という場合があります。

 また、最近のオシャレなデザインのアルミホイールはナット取り付け穴が狭く作ってあるものが多く、21mmでは車載工具で締め付けられない事がありますから、その場合は19mmのレンチサイズを選ぶ必要があります。

 ちなみに、21mmがハマるナット取り付け穴に19mmナットを使用しても問題ありません。この場合、「小は大を兼ねる」わけです。

 また、お店でナットを選ぶ際に車メーカー名が表示してある商品がありますが、表示のメーカー名を気にせず、ボルト径とピッチ、座面形状、そしてホイールに合わせたレンチサイズの3サイズを自分で確認して選ぶようにしましょう。
 メーカー名表示は車載工具レンチサイズを基準に書かれているため、アルミホイールに合わない事が多々あります。

 稀に17HEXがありますが、それは特殊なスポーツ系アルミホイール専用ナットになりますので、ホイールと一緒に買う必要があります。

袋ナットと貫通ナット

袋ナットと貫通ナット

 ホイールナット装着時に外観から見える頭の部分が閉じている「袋ナット」と、ボルト先端が見える「貫通ナット」があります。
 一般的にこれらは見た目の好みだけで、ボルト径とピッチ、座面形状を合わせれば、どちらを使っても問題ありません。

 通常、貫通ナットはホイールキャップタイプのアルミに使用し、その他は袋ナットが使われます。
 ただし、短い袋ナットも売っており、ホイールのナット取り付け穴から飛び出ているボルトの長さが袋ナットの内長より長いと、締めながら袋ナットの頭の部分をボルトが突き破ってしまう事も稀にあります。

 とは言え国産車なら、ナット全長30mmほどの通常の袋ナットであれば基本的に問題なく使えます。

盗難防止ロックナットとは

 アルミホイールと一口に言ってもブランドや品質によって値段はピンからキリまであります。そして高価なものなら1本で数十万円というホイールまであります。

 そのため、誰でも簡単にホイールを外す事が出来ないように、特殊な専用アダプタソケット(ボックス)がないと回せない盗難防止機能が付いたナットがあり、「ロックナット」と言います。

盗難防止ロックナットと専用アダプタソケット(ボックス)

 ロックナットは数千円のものから1万円を超えるものまであり、高いものでは商品1つずつにシリアルナンバーが付き、世界に一つしか無い形状のロックナットもあります。

 ロックナットのボルト径とピッチ、座面形状を合わせれば、どの車にも付けられます。
 また、16個(4穴車)もしくは20個(5穴車)すべてのナットをロックナットに変えなくても、1輪に1つずつロックナットを使うだけでも、盗まれる危険はかなり減少します。

ホイール専用ナットについて

 有名ブランドホイールやレーシングスポーツ系ホイールにはナット取り付け穴が特に細く、専用ホイールナットが必要な場合があります。そのような新品ホイールの場合は、付属または別途購入する必要があります。
 また専用ナットの場合、それを締めるアダプタソケット(ボックス)も必要になります。

 専用ナットを使うホイールメーカーでは、「スパルコホイール」や「ボルクレーシング」、「マナレイスポーツ」などが有名で、「弾丸ナット」や「スパルコナット」、「マルナット」と呼ばれます。

 この専用ナットは、汎用性の観点からも限られたホイールブランドのみですから、一般的に出会うことは少なく、それほど意識しなくても問題ありません。

ホイールナットの種類と選び方まとめ

 これまでホイールナットについて書いてきましたが、やはり慣れない方には難しいところもあるかもしれません。

 そこで大切な事をまとめると、「ボルト径(太さ)とピッチ」「ナット座面形状」「レンチサイズ」の3つを必ず合わせる事。

 この3つを確認すれば、国産車で一般的なアルミホイールならそれほど問題なくナットを選べます。
 ナットは車が動くためにタイヤをしっかり固定する重要な部品ですから、間違いの無いようにしましょう。

オーソドックスなシルバーメッキナットならタイヤ4本分(4穴は16個入り、5穴は20個入り)で2000円前後で買えます。
 ちなみに、レンチサイズを変えた場合は、それに合わせた工具を用意する必要があります。クロスレンチで1000円程度からありますが、一般的なクロスレンチだとナットを外す際に力を入れづらい難点があります。

 おすすめは脱着式でコンパクト収納できる肉薄ソケットタイプのクロスレンチ。こんな商品です。

 これは値段も手頃でかなりおすすめ。

 精度の高いアルミホイールだと稀にナット取り付け穴が狭く、レンチサイズが合っていても工具によって入らない場合があります。そんな時、肉薄ソケットならすべてに対応できます。

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