低燃費タイヤと安い輸入タイヤを比較

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低燃費タイヤを基準に選ぶなら安くて長持ちがお得?

 最近、テレビCMでも各タイヤメーカーがこぞって宣伝してる低燃費タイヤ
 でも私からするとこの“低燃費”というコンセプト自体が矛盾してるようにしか思えないんです。

 というのも、低燃費タイヤは路面との転がり抵抗(摩擦)を抑えて少ない燃料で長い距離を進もうと言う考え方なんですが、元来タイヤは路面との摩擦を利用して車を止めたり加速したりするものです。
 その抵抗を減らしたら、車がブレーキングした時の制動距離は長くなってしまうのが普通であり、相反する性能と言えます。

 もちろん、「最新の技術と様々な工夫でグリップ性能と転がり抵抗を上手く両立してるんだよ」というのがメーカー側の主張でしょうし、それなりの成果が出てるから大きな声で紹介してるんでしょう。
 例えば空気抵抗を減らす形状や、タイヤの強度を維持しながら軽量化と言った点をメーカーも強く主張しています。

 でも、タイヤの一番の存在理由は横滑りせずにしっかり止まること。

 だから燃費を向上させると言っても、グリップ力を犠牲にできる許容範囲はかなり狭いはずですから、大きく実感できるほど燃費が良くなるとはいかないでしょう。

 事実、今のところメーカー以外の外部機関の検証で、グリップ力を低下させずに燃費が向上したというはっきりとした実験結果は見た事がありません。イマイチすっきりとしない検証で終わっています。

 猫も杓子も時代はエコですから、タイヤにしても大きな流れに乗らざるおえないところでしょうが、こんな状態では私たちユーザーからすれば、値段を下げてくれた方がよほど嬉しいに尽きてしまいます。
 なのに低燃費タイヤはスタンダードな標準タイヤよりも価格が高く、庶民にはどうも納得がいかないカテゴリーとなっています。。

 ちなみに燃費って、タイヤの空気圧をちょっと高めにしたり、運転の仕方を変えただけでも、10%〜20%近くも改善されてしまう事も多々あります。

 そう考えると、空気圧をこまめにチェックしたり、アクセルワークに気を使う方が先決のようです。

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輸入タイヤの安さの方が環境に優しい?

 そこで出てくるのが国産タイヤより圧倒的に安いアジア製など輸入タイヤ

 国産タイヤの半額以下は当たり前ながら、寿命も思っていた程変わらないなど、輸入タイヤの品質や性能は年々向上しており、国内の輸入タイヤユーザーはどんどん増えています。

 そりゃ、タイヤ4本の金額差が3万円とか4万円とか言われれば、誰でも気持ちが傾きます。しかも実際に使ってみると、一般走行でなんら違和感を感じられないし、長持ちしちゃうなんてなれば・・・。

 もし低燃費タイヤに変えたら、新品から履き替えまでの期間で3万〜4万円分も燃費が向上するなら、国産を選ぶのが当たり前になるでしょう。でもそれはまだまだ難しいところ。

 なんだかんだ言ってタイヤは高価な買い物ですから、財布事情を考えると背に腹は代えられません。

驚くほど輸入タイヤも良い

 これまでの話の流れからして、仕方なく安い輸入タイヤにしてる言い回しに聞こえたかもしれませんが、昨今ではわざわざお気に入りの輸入タイヤを選ぶ人も増えてます。それだけ高性能な良い輸入タイヤが増えてると言えます。

 確かに、「これはどうだろう・・」と思うような輸入タイヤなんか実在しますが、私が実際に試乗してみて「これは良い!」という格安ブランドもあります。
 そういう安くて素晴らしいタイヤと割高な低燃費タイヤを比較しても、勝負にならない気がするのは私だけでしょうか。

 当サイトでは、輸入タイヤの中でも評判のメーカーなど実際の使用感を踏まえてランキングしてるので、輸入タイヤに興味がある方は是非ご覧ください。


【もっとアジアンタイヤや激安輸入タイヤを知るなら!】

アジアンタイヤ履き替えと輸入タイヤ通販情報

⇒「アジアンタイヤどうなの?評判と評価!輸入タイヤ通販情報」記事こちら


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