低燃費タイヤ おすすめ10選

[当ページはプロモーションを含みます]

　昨今のタイヤ市場は、低燃費タイヤ（エコタイヤ）の人気が圧倒的です。

　これは日本市場だけでなく海外でも同様で、“環境に優しい”というキーワードは、今後ずっと続く世界規模の課題と言ってよいでしょう。

　もちろんそれだけでなく、ガソリン価格の高騰も影響して、お財布に優しい低燃費タイヤの存在感は増しています。

　とはいえ「どんな低燃費タイヤがあるのかよく分からない」という方も多いです。

　そこでこのページでは、家計にも地球にも優しいおすすめ低燃費タイヤについてご紹介しています。ご覧ください。

　低燃費タイヤの基準は、JATMA（日本自動車タイヤ協会）が定めた統一基準に沿って、「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」の２種の等級で決まります。

（上記図は転がり抵抗性能AA、ウェットグリップ性能cを表示）

　「転がり抵抗性能」は最高「AAA」、「ウェットグリップ性能」は最高「a」です。
　「転がり抵抗性能」がAAA〜Aかつ「ウェットグリップ性能」a〜dをクリアしたタイヤが、低燃費タイヤと認定されます。

　名前の通り「転がり抵抗性能」が高いほど、少ない力でタイヤを回せるため燃費性が高くなりますが、カーブを曲がったりブレーキを掛けるグリップ性能は転がり抵抗と相対する性能です。

　つまりグリップ性能は、高いほど燃費が悪化する傾向にありますが、車を安全に動かす上で不可欠な要素です。

　そこで、より過酷なグリップ条件である濡れた路面での「ウェットグリップ性能」も低燃費タイヤ基準とすることで、安全性を確保しています。

　これら基準値は、JATMAタイヤラベリング制度に参画するタイヤメーカーのみ夏用ノーマルタイヤ各商品に表示されます。
（※スタッドレスタイヤには表記されません）

　参画する企業は以下があります。

• （株）ブリヂストン
• 住友ゴム工業（株）（DUNLOP、FALKEN）
• 横浜ゴム（株）
• TOYO TIRE（株）
• 日本ミシュランタイヤ（株）
• 日本グッドイヤー（株）
• （株）ハンコックタイヤジャパン
• クムホタイヤジャパン（株）
• ナンカンタイヤ（株）
• （株）オートバックスセブン
• ピレリジャパン（株）
• ネクセンタイヤコーポレーション
• （株）マキシスインターナショナルジャパン

※2021年4月現在

低燃費シリーズでなくても低燃費タイヤはある

低燃費に特化したブリヂストン「ecopia（エコピア）」やヨコハマ「BluEarth（ブルーアース）」、ダンロップ「エナセーブ」などなど、各社が低燃費ブランドを展開していますが、これらブランドとは別のシリーズでも“低燃費タイヤ”はあります。

　上記のように「転がり抵抗性能」AAA〜Aかつ「ウェットグリップ性能」a〜dをクリアしていれば低燃費タイヤなので、つまり他のプレミアムシリーズであってもコンフォートブランドであっても、同時に“低燃費タイヤ”を冠する商品が各社多数あります。

スタンダードシリーズは低燃費タイヤが基本

　各社スタンダードシリーズ（ベーシックタイヤ）は基本性能を持たせた最安タイヤですが、昨今ではこれらベーシックスタンダードクラスでも低燃費タイヤ基準をクリアしているのが一般的です。

　激安な海外タイヤの影響もあり、ただ安いだけでは押しが弱いのも頷けます。
　燃費性能の付加価値で、“トータルでより安い”という相乗効果も大きいでしょう。

　今回ピックアップするタイヤは、低燃費で安い、そして使えるブランドが中心です。

　高価なプレミアムタイヤに低燃費性能の付加価値があれば、プレミアムタイヤを買う人にとってはもちろん嬉しいですが、プレミアムタイヤを買う人の多くは、もし低燃費の付加価値が無くてもプレミアムタイヤを買うのかなと思ったりします。

　確かに“燃費は良いけど高価”では、低燃費タイヤとしての魅力は半減するような感覚が無きにしもあらず。

　ということで、低燃費で安いを中心に厳選しています。

DUNLOPエナセーブ EC204

　ダンロップの売れ筋エコタイヤ「エナセーブEC204」は、転がり抵抗AA、ウェットグリップ性能cの低燃費タイヤです。

　燃費の良さにロングライフ性能もプラス、さらに乗り心地評価も高めです。

性能	グレード
転がり抵抗性能	AA
ウェットグリップ性能	c
シリーズ	エコタイヤ
おすすめポイント	低燃費かつロングライフで王道エコタイヤならコレ！

---

TOYOタイヤTRANPATH（トランパス）

　TOYOタイヤの人気ブランド「TRANPATH（トランパス）」シリーズも低燃費タイヤ。
　リーズナブルながら高性能なミニバン専用タイヤとして売れてるブランドです。

　価格で選ぶなら「mpZ」シリーズを、走りと低燃費グレードの性能で選ぶなら「ML」シリーズです。

性能	グレード
転がり抵抗性能	AA〜A
ウェットグリップ性能	b〜c
シリーズ	ミニバンタイヤ
おすすめポイント	ミニバン用低燃費タイヤでイチオシ！

---

ヨコハマECOS ES31

　ヨコハマタイヤの「ECOS ES31」は、基本性能をバランスよく備えたDNAシリーズのスタンダードタイヤ。
　先進タイヤ技術「ブルーアース・テクノロジー」を採用して、さらに低燃費タイヤへと進化しました。

性能	グレード
転がり抵抗性能	A
ウェットグリップ性能	c
シリーズ	ベーシックタイヤ
おすすめポイント	安さと失敗しない日本品質で選ぶベーシックタイヤ！

---

ブリヂストンecopia NH100

　メジャー低燃費ブランドといえばブリヂストン「ecopia（エコピア）」。
　中でも「NH100」シリーズはエコタイヤのスタンダードとして人気ブランドです。

「エコ効きもちゴム」、「剛性コントロールシート」、そしてブリヂストンの独自技術「アルティメットアイ」（接地面可視化技術）によって、ウェット・ライフ・低燃費を高次元で実現します。

性能	グレード
転がり抵抗性能	AA
ウェットグリップ性能	b
シリーズ	エコタイヤ
おすすめポイント	他社製より割高ながら品質に納得できるエコタイヤ！

---

ミシュランENERGY SAVER

　世界のミシュランタイヤが展開するエコシリーズ「ENERGY SAVER」。
　「デュラブルセキュリティ・コンパウンドテクノロジー」は、磨耗が進んでも優れたウェットブレーキング性能を長期に渡って持続します。

　海外でも高く評価される持ちの良さと、高速走行の安定性は抜群です。

性能	グレード
転がり抵抗性能	A
ウェットグリップ性能	b〜c
シリーズ	エコタイヤ
おすすめポイント	国産エコタイヤよりハンドリングはどっしりして長持ち！

---

ブリヂストンNEXTRY

　ブリヂストンのロングセラーベーシックタイヤ「NEXTRY（ネクストリー）」。

　ブリヂストンの先端技術「ナノプロ・テック」を採用して、基本性能と転がり抵抗性能を両立。
　スタンダードタイヤだけど高品質で、さすがブリヂストンブランドといった感あり。

性能	グレード
転がり抵抗性能	A
ウェットグリップ性能	c
シリーズ	ベーシックタイヤ
おすすめポイント	高級ブリヂストンで唯一リーズナブルなベーシックタイヤ！

---

ピレリCINTURATO P6

　イタリアPirelli（ピレリ）のエコタイヤ「CINTURATO P6（チントゥラートP6）」は安全性・快適性・低燃費性を高いレベルでバランスさせたコンフォートタイヤ。

　品質の高さとリーズナブルさから、コストパフォーマンス抜群の穴場的な低燃費タイヤです。

性能	グレード
転がり抵抗性能	A
ウェットグリップ性能	b
シリーズ	コンフォートタイヤ
おすすめポイント	快適性に比重を置いた安くて上質低燃費タイヤ！

---

ヨコハマBluEarth RV-02

　ヨコハマ低燃費タイヤといえばお馴染み「BluEarth」。「RV-02」は低燃費性能や耐摩耗性はもちろん、静粛性・乗り心地・グリップ性能も優れたミニバン・SUV専用タイヤです。

　ミニバンにとって耐摩耗性・静粛性・乗り心地の３要素は欠かせません。

性能	グレード
転がり抵抗性能	A
ウェットグリップ性能	a〜b
シリーズ	エコタイヤ
おすすめポイント	低燃費と乗り心地と静粛性とロングライフを高バランスでSUVにおすすめ！

---

グッドイヤーE-Grip Eco

　グッドイヤータイヤのエコタイヤ「EfficientGrip Eco（E-Grip Eco）」。

　摩擦を抑えて発熱をセーブする「フェーエルセービングラバー」が、低燃費かつ長持ちを実現。剛性の高さから高い操縦安定性も評価されています。

性能	グレード
転がり抵抗性能	A
ウェットグリップ性能	c
シリーズ	エコタイヤ
おすすめポイント	安さと長持ち押しのエコタイヤ！

---

トーヨータイヤSD-7

　TOYO（トーヨー）タイヤ「SD-7」は基本性能にプラスして低燃費とロングライフ。

　耐摩耗性と転がり抵抗の低減を実現した「アクティブポリマー」に、ウェットグリップ性能に寄与する「グリップポリマー」を配合。

　安心の国産ブランドなのに安いことから、穴場的人気があるシリーズです。

性能	グレード
転がり抵抗性能	A
ウェットグリップ性能	c
シリーズ	ベーシックタイヤ
おすすめポイント	安い日本タイヤNo.1とも言える財布にもエコタイヤ！

---

　ということで、おすすめの低燃費タイヤ（エコタイヤ）についてピックアップしてご紹介しました。

　選んだタイヤで燃費が良くなれば、浮いたお金で欲しかった物が買えたり、余分に車でどこかへ出掛けたりもあるでしょう。
　そして何より、環境に優しいことも嬉しいですよね。

　皆さんのカーライフにぴったりの低燃費タイヤを見つけるお手伝いができれば幸いです。

 

【こちらの記事も人気です】

---

---

【乗り比べ！輸入アジアンタイヤランキング！】

---

---

---

TOPへ