中華タイヤとアジアンタイヤ

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中華タイヤとは?中華タイヤメーカーでおすすめは?

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中華タイヤとは?中華タイヤメーカーでおすすめは?

 今回は、“中華タイヤ”について書いてみます。

 結構よく使われる言葉なんですが、この“中華タイヤ”って人によって意味が微妙に違うことがよくあるんですね。少しずつ話が食い違ってたり。。

 そんな中華タイヤの意味についてや、中華タイヤメーカーでおすすめブランドなんかもご紹介します。
 よろしければご覧ください。

中華タイヤって何?アジアンタイヤと違う?

 さて、皆さんは“中華タイヤ”ってどんな意味で使ってるでしょうか?

「中華タイヤって、アジアンタイヤのことでしょ?」

「いやいや、中国製タイヤのことじゃないの?」

 会話の中でこの中華タイヤって言葉を聞くと、本当にいろんな意味で使われてるなと思うんですが、初めに答えを言ってしまうと、これまでタイヤ業界に携わってきた私が思う中華タイヤは“中国タイヤメーカーの製品”です。

アジアンタイヤカテゴリーのひとつ

 まず中華タイヤは、アジアンタイヤと同じではないですね。

 アジアンタイヤは、アジアの国のタイヤメーカーのことを指していますから、韓国ブランドやインドネシアブランド、西アジアのドバイだってアジアンタイヤですし、我々日本タイヤメーカーだってアジアンタイヤです。

 日本タイヤを、中華タイヤとは言いませんよね。

中国製も少し違う

 じゃあ“中国製タイヤ”のことを中華タイヤと呼ぶかというと、これも少し違います。

 正直なところ、昨今流通するタイヤの中でも中国製の占める割合は多く、日本タイヤブランドでもメイドインチャイナ、つまり中国生産のタイヤシリーズは多くあります。

 韓国タイヤメーカーのKUMHO(クムホ)やイタリアメーカーのPirelli(ピレリ)だって、現在の親会社は中国企業であり、中国で生産されるシリーズがとても多いです。

イタリアPirelli(ピレリ)の親会社も中国メーカー

(イタリアPirelliの親会社も中国企業)

 これらすべてを“中華タイヤ”と言ってしまうのは、やはり語弊があると思います。

 そして中国工場生産であっても、各メーカーが厳密に管理し製造してるんですから、その品質はタイヤメーカーのブランド力に沿うレベルと考えるべきでしょう。

 もちろんこれは、中華タイヤが低品質と言いたいわけではありません。
 ちなみに昨今では中国製だけでなく、“ベトナム製”や“タイランド製”も増えてますね。

中華タイヤは中国タイヤメーカー製品

 ということで、“中華タイヤ”は“中国タイヤメーカーのタイヤ製品”が正しいと思います。

 いやこんなの、どこかで定義されてるとかでは全く無いですから、私的な意見の延長線上なんですけども、上記の考察から「中国タイヤでしょ」と考えてます。

中華タイヤメーカーでオススメは?

 それじゃあ次に、中華タイヤでおすすめのメーカーを厳選ピックアップしてご紹介します。

 ちなみに中国のタイヤメーカーって実は、中堅企業だけ数えても100メーカー以上あります。(汗)
 そのため中国政府では、海外メーカーとの競争力強化のために、小さいメーカーを大手傘下に統合するように促してるようですが、思うように減らないとのこと。

 さすが世界一の人口を誇る中国という感じ。中国国内だけでも、市場規模は半端ないんですね。

 そんな中、どれも昨今人気の売れてるタイヤメーカーで、評価も高いブランドばかりを厳選しています。
サマータイヤ(夏用タイヤ)の性能を基準にピックアップしています。


MAXTREK(マックストレック)タイヤ

maxtrekマックストレックタイヤ装着体験の感想

 2006年創業の新興メーカーながら世界各国で評価の高いグローバルタイヤメーカー「MAXTREKタイヤ」。

 圧倒的に安い価格からは想像できない品質の良さに、日本でも人気急上昇のブランドです。

 中でも上質なコンフォートタイヤ「MAXIMUS M1(マキシマスエムワン)」は快適性も静粛性も高く、MAXTREKをここまで有名にしたシリーズでおすすめ。
 13インチから19インチまでの豊富なレパートリーがあります。


HIFLY(ハイフライ)タイヤ

北米タイヤ市場でも人気の中華タイヤHIFLY

 北米市場で人気の高い中華タイヤ「HIFLY」は、アメリカの流通商ユニコーンタイヤ社によって世界各国に展開されています。

 中国タイヤメーカー大手の山東恒豊ゴム&プラスチック有限公司のブランドです。

 12インチ〜16インチの純正サイズ系は「HF201」、15〜21インチとインチアップは「HF805」、SUVなら「HP801」という選び方。
「HP801」はほとんどがXL規格なので、空気圧にご注意を。


zetaタイヤ

zeta(ゼータ)タイヤのコンフォートZTR20

 私自身けっこう以前から存在を知っている中国タイヤメーカー「zeta(ゼータ)」。

 人気爆発という感じではなくジワジワとユーザーを増やしてる印象のタイヤメーカーです。

 定番のコンフォート系「ZTR」シリーズも全く問題なく使えてしまうんですが、新開発の「ALVENTI」やスポーツタイヤ「AZURA」は激安な上に高評価多数のおすすめシリーズです。

 若干、サイドウォールの見た目に丸みがあります。

輸入タイヤ通販相場
⇒ZETAタイヤ価格一覧こちら


中華タイヤまとめ

 ということで、“中華タイヤ”について、そしておすすめの中華タイヤブランドをピックアップしてご紹介しました。

 一度履いてみると本当によく分かるんですが、アジアンタイヤそして中国メーカータイヤの技術進歩の速さには驚きます。
 それでいて価格が圧倒的に安いんですから、「もう日本メーカーは買わないだろう」と言う方が続出するのも頷けます。

 本当に普通に使えてしまいますから。

 もちろん、タイヤのグリップ力や制動性能を最高水準でせめぎ合う日本ブランドは凄いんですが、品質差は縮まり、それでいて価格差がここまで開いてしまうと、背に腹は変えられないと思うユーザーが増えるのも当然でしょう。

 日本タイヤにもっと頑張ってもらいたいところです。

 ちなみに、今回は中華タイヤを厳選してピックアップしましたが、実際に乗り比べたアジアンタイヤ全般のおすすめランキングもあるので、よろしければご覧ください。


輸入タイヤアジアンタイヤを総合評価!

人気輸入タイヤ性能比較ランキング

⇒「人気輸入タイヤランキング」記事こちら


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