ブリヂストンタイヤのサブスクリプションサービスmobox

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ブリヂストンタイヤのサブスク「mobox」サービス登場!

ブリヂストンタイヤのサブスク「mobox」サービス登場!

 とうとう自動車タイヤのサブスクが始まりました!

 ブリヂストンタイヤのサブスクリプション「mobox(モボックス)」は、REGNOやPlaYz、ecopiaをパンク補償やメンテナンスまで含めての月々手頃な料金で使い続けられるサービスです。

 もちろんただ月定額のサブスクで使えるってだけじゃなく、嬉しい付加サービスが充実しています。

 今回はこの「mobox」について、付加サービスのことやその他詳細、そして私も思うことまで突っ込んで書いてみます。よろしければご覧ください。

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moboxはこんなサービス!

 この「mobox」はブリヂストンリテールジャパンのサブスクリプションサービスで、2021年4月1日より開始されており、各種メンテナンス周りの付帯サービスは最寄りのタイヤ館・コックピット等ブリヂストン系列店にて行います。
ブリヂストン直系店舗以外は、未だ提供が開始されていない場合があります。

 2年間(24ヶ月)を契約期間として、必ず24ヶ月分は支払うことになります。
 契約終了後は、該当タイヤをそのまま使用できます。

 タイヤ4本(1台分)での契約のみです。

 この「mobox」の付帯サービスは、以下があります。

タイヤ交換取り付け

 ブリヂストンタイヤのプロであるタイヤ館およびコックピットにて、タイヤ組み換えから取り付けまで行います。

 ちなみにこのタイヤ取り付けでは、タイヤの中心を正確に車軸へ装着する「センターフィット」サービスが受けられます。
 タイヤの中心が正確であれば、タイヤの偏摩耗を抑制して、騒音や振動を低減することができます。

パンク補償

 タイヤが1本でもパンクした場合、1回に限り自己負担無しで4本全て新品に取り替えられます。
 補償は取り付け翌日から2年間有効です。

 ちなみに全国のタイヤ館・コックピット約560店舗(2021年4月時点)で補償が受けられるので、旅先でのパンクも利用可能で安心感は高いです。

無料安全点検

 安全走行に欠かせないタイヤの点検を、空気圧、偏磨耗、外傷、残溝の4項目チェックします。

 無制限に何度でも無料点検を受けられるので、空気圧チェックの感覚で毎月見てもらうのもOK。
 エグリ傷やヒビ割れ、偏磨耗などの危険度の高い異変も見逃さず、タイヤの事をよく知らない方も安心のサービスです。

ローテーション

 新品から2年間の間に2回、タイヤローテーションを無料で受けられます。

窒素ガス充填

 一般的な普通の空気よりも抜けにくい“窒素ガス”を充填するサービス。無制限に受けられます。

ライトプランとスタンダードプランあり

「mobox」には、ライトプランスタンダードプランの2種類のプランがあります。

ライトプラン

 費用を抑えて基本サービスのお手軽プラン。

タイヤ交換取り付け(センターフィット込)」「パンク補償」「無料安全点検」が受けられます。

スタンダードプラン

 付帯サービスが全て受けられて手間要らずプラン。

タイヤ交換取り付け(センターフィット込)」「パンク補償」「無料安全点検」「ローテーション」「窒素ガス充填」が受けられます。

moboxのメリット・デメリット

 ここまでモボックスの基本サービス内容について説明してきましたが、ここからは私の本音も交えて書いていきます。

 さて、率直に“ブリヂストンタイヤは高い”というイメージを持つ方は、案外多いだろうと思います。

 だからこそ、サブスクで月額がそんなに高くなければブリヂストンタイヤを選びたいと思う方も、多いんじゃないかと思います。

 そこで「値段は?」となるんですが、正直なところ、普通に購入して2年(24回)の分割払い金額とライトプランを比べると、金利分を考えればほぼ同じくらいなんですね。

 つまり一括払いとライトプランの比較では、モボックスの方が少し割高かなという感じです。

 ただパンク補償を考えると、moboxライトプランは安いとも言えそうです。
 もしパンク補償を使えば、圧倒的にお得になりますね。これが一番のメリットかもしれません。

 でもね、皆さん感じてるかもしれませんが、サブスクになったからといって“安い!”って感覚は少ないんですよね、ぶっちゃけ。

 そしてスタンダードプランなんかはもう、ブリヂストンタイヤの新規顧客を増やすというより、既にブリヂストンユーザーに向けたサービスでしょう。
 いやライトプランにしても、既存のブリヂストンユーザーに向けてる感が、ヒシヒシと伝わってきますね。

 ブリヂストンタイヤの経営方針としては高級タイヤ路線を崩さないようですから、各シリーズを値下げしようという印象はありません。

気になるmoboxの参考価格は?

 気になるmoboxの参考価格です。
 タイヤサイズ215/60R16ecopia NH100の料金です。
通常購入価格は、最寄りのタイヤ館に聞いた参考価格です。店舗によって若干変わると思います。

ecopia NH100参考調査価格
プラン月額総額
ライトプラン4,103円110,352円
スタンダードプラン4,598円98,472円
購入方法一括払い24回分割
通常購入84,000円97,708円

(※通常購入は廃タイヤ料・エアバルブ料・組み換え工賃込)

(※24回金利は14.9%で計算)

 ちなみに正確な料金は、廃タイヤ料やエアバルブ価格なども含め各店舗によって微妙に変わってくるようです。
 実際、エコピアやレグノのmoboxを申し込むには、タイヤ館・コックピットそれぞれの店舗で契約する必要があり、公式webページで値段を調べることはできません。

moboxには格安タイヤもある!

 moboxには、DAYTONというアメリカメーカーの格安タイヤもラインナップされています。
海外ブランドは、ウェブ申込限定です。

DAYTON DT30参考調査価格
プラン月額総額
ライトプラン2,090円50,160円
スタンダードプラン2,585円62,040円

(※タイヤサイズ215/60R16)

 DAYTONのベーシックタイヤ「DT30」は、安い通販タイヤの購入経験がない方からすると、かなり安く感じる価格でしょう。
 サイズレパートリーは少なめですが、14インチから19インチまでのサイズ中心に対応しています。

 希望サイズにこのDAYTONが選べる方なら、「mobox良いかも!」って思うかもしれません。そのくらい安価なインパクトがあります。

 なので新規顧客戦略としてこの「DT30」は、かなり重要ポイントでしょう。

 ちなみにDAYTONというブランドは、米メーカーながらブリヂストンが買収した子会社です。ですが、品質としてはブリヂストンとは雲泥の差があります。

 DAYTONについて詳しくは、以下のページもご覧ください。



 もう一つ、Firestoneタイヤの「WEATHERGRIP(ウェザーグリップ)」というオールシーズンタイヤも地域限定販売されていますが、こちらはそこまで安くありません。
海外ブランドは、ウェブ申込限定です。

WEATHERGRIP参考調査価格
プラン月額総額
ライトプラン4,664円111,936円
スタンダードプラン5,159円123,816円

(※タイヤサイズ215/60R16)

 このFirestoneも現在はブリヂストンの子会社です。

 Firestoneタイヤについて詳しくは、こちらで解説しています。



moboxまとめ

 ということでブリヂストンタイヤのサブスクプラン「mobox」についてご紹介しました。

 リーズナブルさの点ではそこまで目立ったお得感は感じられませんでしたが、ずっとブリヂストンタイヤ愛用者でさらにローテーションや履き替えをいつもお願いしてる方や、タイヤのことを全部プロに任せたいという方などに、moboxはしっくり来る便利なサービスでしょう。

 逆に2年未満で車を乗り換えてしまう方は、moboxは2年間支払いが続くので注意しましょう。

ブリヂストンmobox(モボックス)公式ページ

 ちなみに「安くてオススメのタイヤは?」という方は、以下のページもぜひご覧ください♪

 

【安くて良いタイヤを探してる方に!】




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