MINERVAミネルバタイヤEMI ZERO UHPの性能インプレ

ミネルバタイヤEMI ZERO UHPの性能を実際にインプレ!

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ミネルバタイヤEMI ZERO UHPの実際の使用感と性能インプレッション

 激安輸入タイヤで穴場の欧州ベルギーメーカー「MINERVA(ミネルバ)タイヤ」。

 その「EMI ZERO UHP」をドライ・ウェット路面の走行性能から乗り心地まで、実際に使用して総合インプレッションしました。

MINERVAタイヤEMI ZERO UHP新品4本履き替え

 ミネルバタイヤは日本ではまだまだ認知度も低く、アジアンタイヤと一緒に括られることが多いですが、やはり欧州タイヤの遺伝子を思わせる高品質さがしっかりあります。

 それでいて激安タイヤの中でも最安値クラスですから、本当に穴場メーカーだと思います。
 今後値上がりするんじゃないかと予想はしてるんですが。

「EMI ZERO UHP」はミネルバの“プレミアムタイヤ”としてリリースされています。
 プレミアムタイヤというとかなり極上な印象を受けますが、実際はとても良くできたコンフォートタイヤという感覚。

 これは否定的な感想では全くなく、逆に感動するレベルです。

 価格はもう日本タイヤ市場で最安値、国産のエコタイヤやスタンダードタイヤの半額ですし、それでいてそれら安価な国産タイヤより断然好印象なんですから。

 そんな辺りをじっくりレビューしています。

エルグランドE51のタイヤレビュー

 今回はタイヤサイズ235/50R18 XL 101Y、使用車は日産エルグランドE51
 2年間履き潰しました。

INSIDE・OUTSIDE指定有り、回転方向指定なし。

今回サイズはインチアップしておりXL(エクストラロード)指定なので、車両指定空気圧より25kPa(旧単位:0.25kg/cm2)ほど上げて適正調整しています。

EMI ZERO UHPは上質な乗り心地

MINERVAミネルバタイヤEMI ZERO UHPの具合と実際の使用感

 このミネルバ「EMI ZERO UHP」はプレミアムタイヤカテゴリだけあって、乗り心地はマイルドで上質です。
 ですがただ柔らかいだけじゃなく、剛性がしっかり感じられるマイルドさ。

 ただ安いだけの風船のようなフワフワ感はなく、それでいて段差の衝撃をスッといなすコンフォートな乗り味です。

 なので高速道路を走ってもフラフラせずどっしりして、直線安定性は抜群。
 そして右左折の多い市街地でも車重をしっかり支えて、ハンドリングも心地良いんですね。

ミネルバタイヤEMI ZERO UHP実際の試乗インプレッション

(装着した当初)

 また快適な乗り心地ながら、触ると若干硬めに感じるゴム質で、転がり抵抗を抑えてる感覚。
 実際、燃費性や耐摩耗性も悪くありません。上質な乗り心地のエコタイヤとも言えそうです。

 ちなみに以下が2年越えたあたりの「EMI ZERO UHP」。

MINERVAミネルバタイヤEMI ZERO UHPを2年以上履き潰した状態

(スリップサインギリギリまで摩耗)

 これはミネルバタイヤの消耗が早いわけじゃありません。

 実際このエルグランドは車重2トンを超える重量級なので、どんなタイヤも持ちが非常に悪い。

TOYOタイヤトランパスの摩耗した状態

(MINERVAの前に履いていたTOYOトランパス)

 前回履いていたTOYOタイヤ「トランパス」の、1年半経過した状態がこちら。
 片減りも酷かったので、これで履き替えました。

 当然、走行距離や乗車人数、運転の激しさ等も関係しますが、この車で2年持たないタイヤもありますから、「EMI ZERO UHP」の寿命も合格点。

 一般的な使用方法であれば3〜4年は悠々持つと思います。

 感覚的に、トランパスとEMI ZERO UHPの寿命は若干トランパスが長い。そしてEMI ZERO UHPの価格は、トランパスの半額程度。

 それとこれは私の好みとして、インチアップしたトランパスは乗り味が硬く、段差の「ガンッ」というショックが気になってたんですね。

 これが「EMI ZERO UHP」にしたら抜群に改善されてしまいました。

 なので履き替え当初はもう、本当に感動しきり。

(※ちなみに空気圧はどちらも適正調整。空気圧は車重から計算されてますから、多少上げるのは問題ありませんが、安易に減らすとバーストの危険が高まります。)

EMI ZERO UHPは静粛性も高い

 このミネルバタイヤ「EMI ZERO UHP」は乗り心地の良さだけじゃなく、静粛性も高い。
 ノイズが共鳴しやすいミニバンは総じて遮音性がそれほど高くないものですが、「EMI ZERO UHP」はとにかく静か。

 時速60キロ以下の一般道走行ではロードノイズが気になるどころかノイズの存在すら忘れているくらい、意識することがありませんでした。

 で、高速道路だと途端にうるさくなるブランドも在りますが、この「EMI ZERO UHP」は高速走行でもやはり静か。「シャーッ」という耳障りな高音域パターンノイズがかなり低減されています。

 高速時のノイズをあえて表現してみると、「フーーッ」という感じでしょうか。
(分かりづらいですね。。)

 とにかく、安い国産タイヤと静粛性を比べたら、ミネルバの方が断然良いというのが素直な感想。

EMI ZERO UHPの運動性能

 ここまで「EMI ZERO UHP」の快適性について書いてきましたが、ここから運動性能について。

 タイヤのトレッドパターン(溝模様)は左右非対称で、タイヤを一周した太い縦溝が排水性グリップ性能を高めています。

MINERVAタイヤEMI ZERO UHPトレッドパターン(溝模様)

 今回は純正タイヤサイズより2回り幅広タイヤなので、純正と比べると圧倒的にコーナリングのグリップ力は高く、タイトなカーブに勢いよく突入しても吸い付くように曲がってしまうんですが、長距離走行でタイヤ温度が上昇してくると、急なカーブではズリズリと横に流れる感覚が出始めます。

 スポーツタイヤではなくコンフォート系なのでよくある傾向なのですが、峠をガンガン攻めるようなグリップ性能はありません。
 激しいサーキット走行では選択肢に入らないタイヤです。

 そうは言っても法定速度を守った運転で危険を感じるような事は全くなく、至って安全に運転できる運動性能があります。

 また雨の濡れた路面、ウェット性能では思った以上にグリップしてくれます。
 これは排水性の高さが際立ってる印象。

EMI ZEROシリーズはインチアップに最適

「EMI ZERO UHP」も含めて、EMI ZEROシリーズはインチアップに最適です。

MINERVAタイヤEMI ZEROシリーズはインチアップに最適

 タイヤの基本的な剛性はもちろん、コンフォートな乗り味、そして価格の安さまで、安く高品質なタイヤでインチアップできる。

 大きくインチアップするほどタイヤ価格は跳ね上がるので、EMI ZEROのお得感がどんどん大きくなります。

 今回のタイヤサイズ235/50R18も、国産メーカーのプレミアムで組めば1本2万円から、エコタイヤでさえ1本1万5000円前後と言ったところですが、「EMI ZERO UHP」なら国産エコタイヤの半額以下です。

 そして偏平率を下げて乗り味の硬くなる分、EMI ZEROが角を削ってマイルドにしてくれる点が抜群に良い。

EMI ZERO UHPは誰でも心地良く運転できるタイヤ

 ミネルバタイヤ「EMI ZERO UHP」について乗り心地や静粛性、運動性能、さらに寿命まで、良い部分も悪い部分も素直に書いてみました。

 で、分かりやすく一言で「EMI ZERO UHP」を評価すると、“誰でも心地良く運転できるタイヤ”です。

 老若男女どんな方でも、気持ちよく快適に運転できる。そして自分の車がワンランク上の乗り心地に変わります。

 ちなみにMINERVAタイヤには「EMI ZERO」シリーズの他に、スタンダードカテゴリの「209」「F205」「F209」がありますが、これらも実は「EMI ZERO UHP」と似て上質なコンフォートタイヤという印象です。同じくらいオススメ。

激安輸入タイヤ通販相場
⇒MINERVAタイヤ価格一覧こちら

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