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アルミホイール通販で失敗しない方法!
アルミホイールを圧倒的に安く手に入れるなら、やはりホイール通販が一番激安です。
ですがホイール選びには知っておかなければいけない大切なポイントがいくつかあり、それらを間違えると「装着できない」「タイヤハウス内部に干渉する」「車検に通らない」「逆に高く付く」といった大きな失敗に繋がります。
そこでこちらでは、アルミホイール通販で失敗しない方法をご紹介しています。
自分の車に合ったホイールサイズは?
まず一番初めに、自分の車の純正タイヤサイズとホイールサイズを知る事です。大抵の場合、車検証などと一緒に車に付属している“説明書”に記載されていますから、確認してみましょう。
ここで間違えると元も子もありませんから、確実に調べる必要があります。
ホイールサイズについて必要な情報は以下です。
・インチサイズ(大きさ)
・オフセット(インセット・アウトセット)
・ホイールの幅(リム幅)
・ボルトの穴数と幅(P.C.D.)
そしてアルミホイール通販では、以下のようなサイズ表記が一般的です。
表記例
順番が前後する場合もありますが通常、インチサイズとリム幅がセットに、PCDとボルト穴数がセットに、そしてオフセットが単体で表記されています。
これらを踏まえた上で、さらに詳しく説明していきます。
ホイールオフセット(インセット)とは
ホイールオフセット(インセット・アウトセットとも言う)とは、ホイール幅の中心線から見てホイール取付け面(ディスク面)が内側外側にどのくらいズレているかを表すものです。
中心線より外側のズレ幅がプラスオフセット(インセット)、中心線より内側のズレ幅がマイナスオフセット(アウトセット)になり、ミリ単位(mm)で表記されます。
同じインチサイズのアルミホイールでもオフセット設定がいくつもあり、このオフセットを大きく間違えるとタイヤハウス内部に当たってしまったり、フェンダーよりもホイールが飛び出てしまい車検に通らなくなります(違法改造)。
大切なのはオフセット数値が少なくなるとホイールは外側にせり出し、オフセット数値が大きくなると内側に引っ込みます。ここを勘違いする方が非常に多いのですが、「数値が減ると外、数値が増えると内」を確実に覚えましょう。
とは言え、純正規格では通常ホイールハウス内に充分なゆとり(隙間)が設けられているため、純正と全く同じ数値でなくても装着可能で、社外アルミホイールに変える場合は純正オフセットより2〜5ほど数値を減らして少し外側に出すのが一般的です。
例
純正オフセット(インセット)40 ⇒ 38を選ぶ
純正オフセット(インセット)50 ⇒ 45を選ぶ
オフセットを減らしてタイヤを出す
断言はできませんが、大抵の車種はオフセットを10減らして1センチ外側に出す程度なら、干渉もなく車検に問題なく通ることが多いです。
(純正から1cm外に出しても少し余裕あり。見た目どっしりする。)
ただし絶対ではないので、もし現在ご自分の車が純正サイズタイヤを装着しているのであれば、フェンダーからタイヤ側面までどのくらい離れているか測ってみると安心です。
タイヤの張り出し具合を測る方法
タイヤの張り出し具合を測る簡単な方法です。
車を平らな場所に停めて、フェンダーから重しを付けた糸を垂らして、スケールメジャー等で測ります。
重しは何でも大丈夫。写真では分かりやすくドライバーを括り付けています。
もちろん下げ振り(工具)があれば言うことなしですが、無くてもこんな感じでかなり正確に計測できます。
ただし、糸が揺れてると正しく測れないので、風の少ない時、平らな場所で測りましょう。
注意が必要なのは、“面一(ツライチ)”を意識してギリギリまでオフセット調整しないこと。
同サイズタイヤでもメーカーによって形状やタイヤ側面(サイドウォール)のはらみ方が変わるので、無理をするとフェンダーからはみ出てしまい車検に通らないだけでなく、フェンダーに接触してバーストやハンドルロックなど重大な故障の原因にもなりますから、適度に抑えましょう。
オフセットを増やのは?
逆にオフセットを増やしてタイヤを奥側に引っ込める場合。
こういう悩みは少ないですが、「たまたま貰ったホイールがオフセットが多いけどどうしても使いたい」なんて場面も、もしかしたらあるかもしれません。
ただオフセットを増やしてタイヤを奥に入れるのは、タイヤを外側に出すよりも内部干渉しやすくなります。
ハンドルを真っすぐにした状態で装着した時点で、センターハブボルトがホイールキャップに干渉したり、タイヤ内側がサスペンション部に干渉する事も。
さらに、今度はハンドルを一杯に切ったとき、タイヤハウス内側壁面に接触してしまう場合もあります。
確かに純正規格ではプラスオフセット側にも多少の余裕があるので、5mmから10mm程度なら全く問題ない場合もありますが、実際に現車合わせしないと断言はできません。
正直なところ、タイヤを外側に出すなら、見た目だけでなくコーナリングのグリップ性能や車体の安定感が少し増すメリットもありますが、タイヤを中に入れるのは大抵デメリットが増えるだけでおすすめ出来ません。
(※純正タイヤサイズを元に説明していますので、元々インチアップやタイヤ幅を大きくしてある場合はこの限りではありません。)
(※正確には現在、オフセットではなくインセットとアウトセットで表すのが正しい表記です。ですが、まだまだオフセットの方が一般的に使われているのが現状です。)
ホイール幅(リム幅)とは
ホイールにも幅の設定が複数ありリム幅と呼ばれます。
一般的に4J〜12Jほどまで流通しており、0,5Jずつ設定されています。そして1Jは1インチであり25,4mmです。
つまり、リム幅が0,5J大きくなると12,7mm大きくなり、内側と外側に6,35mmずつ広がることになります。
このリム幅は、タイヤ幅を大きくした場合にそれに合わせて変更するのですが、許容範囲も広く、例えば純正タイヤサイズに純正リム幅より0,5J大きいアルミホイールも装着可能ですし、逆に純正リムサイズを変えずに純正タイヤサイズより一段大きいタイヤ幅でも履かせる事が出来ます。
ただし、よく分からずにリム幅をやタイヤサイズを変更すると、車の乗り心地や性能に変化がある事はもちろん、タイヤハウス内の干渉や、最悪の場合、スピードメーターの誤差やフェンダーからはみ出るなどで車検に通らないこともあります。
少し雑な説明になりましたが、純正と同じタイヤサイズを選ぶ際は特に難しく考えずリム幅も純正と同じ数値を選ぶのがおすすめです。
ちなみにこの「J」はフリンジ形状(ホイールの縁の形)を指しています。
この他に「JJ」や「b」がありますが、数値自体はどれも同じインチ計算なので、アルファベットはあまり気にしなくて大丈夫です。数値のみでフリンジ形状(アルファベット)単位を表記していない場合もあります。
ホイールピッチPCDとボルトの穴数
アルミホイールを車体に固定させるボルト数は通常、4本と5本と6本の3通りあります。
そしてボルトの並びを円としてみた時の直径をP.C.D.(ホイールピッチやナット座ピッチ直径とも言う)と言います。
現行の日本車の場合、このPCDにも100mmと114,3mm、139,7mmの3通りがあります。
ですが大抵の普通車はボルト4穴もしくは5穴で、PCD100かPCD114,3のどちらかが一般的です。
PCD139,7は稀に5穴にもありますが、ほとんどが6穴のアルミホイールです。
同規格サイズのホイールでもPCDが違うと取付けは不可能ですから、通販でアルミホイールを買う場合は必ずご自分の車のボルト数とPCDは確認しましょう。
ちなみに、アメ車や欧州車など輸入車のPCDは、さらに数多くの規格がありますから注意しましょう。
アルミホイール通販で失敗しない方法まとめ
これまでアルミホイールについて、「オフセット」「リム幅」「PCDと穴数」とホイール通販で必要な基本知識をご紹介してきました。
(※「インチサイズ」については認知度が高いので割愛しました)
これらを理解してホイールを選べば、ご自分の理想の乗り心地、見た目、せり出し感が作れるでしょう。
最後に。
もしかしたら少し複雑に感じた方もいるかもしれませんが、純正タイヤサイズでアルミホイールを探している方は、この4項目の中でも「オフセット」に関してだけ誤差を注意深く意識すれば、その他3つは純正と同じ数値を選ぶだけなので、難しい事はありません。
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